アフィリエイトサイトで報酬を得るには、まずはサイトにアクセスしてくれるユーザーを増やさなければなり ません。サイトへの集客方法は大きく5つありますが、中でも一番集客効果が大きく、アフィリエイト報酬に 繋がりやすいのは自然検索流入(オーガニック検索流入)です。
自然検索流入とは検索エンジンにキーワードを入力し、検索したときに表示される検索結果からの流入を指し ます。
その他の集客方法と比べなぜ報酬に繋がりやすいのでしょうか。
この記事では自然検索流入が報酬に繋がりやすい理由と、自然検索流入を増やす方法(SEO)について解説し ます。
集客方法は大きく5つある
サイトへの集客方法は、自然検索流入(オーガニック検索)、有料検索(リスティング広告)流入、 SNSからの流入、外部リンクからの流入、直接流入と、大きく分けて5つあります。
自然検索流入「SEO」(オーガニック検索)
自然検索流入とは、検索エンジンにキーワードを入力し、検索したときに表示される検索結果からの流入を指します。
SEO対策(検索エンジン最適化)を行い、検索エンジンに評価されるとサイトが上位表示され、自然検索流入の増加に繋がります。図の赤枠の部分からの流入が自然検索流入(オーガニック検索流入)です。メリット
- 広告費が掛からない
- 成果に結びつきやすい
デメリット
- SEO対策を行ってから効果が表れるまでに時間がかかる
有料検索流入(リスティング広告)
有料検索流入は、クリック単位で費用が発生するリスティング広告からの流入を指します。
リスティング広告はキーワードを指定して広告を出せるため、ニーズが明確な層にアプローチができます。
図の青い枠内がリスティング広告による表示です。メリット
- 短期間で効果が表れやすい
デメリット
- 広告費が掛かる
- 課金している間のみの効果
(一時的)
SNSからの流入
TwitterやFacebookなどに代表されるSNSからの流入を指します。メリット
- ツイートや、投稿が拡散されると流入が増える
デメリット
- タイムラインは日々更新されるので継続して投稿する必要がある
- ツイートや投稿が爆発的に話題となり流入が増えたとしても、一時的な効果でしかない
外部リンクからの流入
外部サイトより貼られた自サイトへのリンクからの流入を指します。知り合いのブロガーさんに紹介してもらったり、ブログランキングに登録したり、他のサイトから自分のサイトへ誘導してもらい集客します。メリット
- 既に流入数が多いサイトからのリンクは、自サイトへの遷移が期待できる
- 流入以外にもSEO効果がある(ドメインが強くなる)
デメリット
- リンクを貼ってもらっても必ず流入数が増えるわけではない
直接流入
ブックマークや、メールマガジンなどからの流入を指します。メリット
- 既にサイトに関心がある層の流入であるため、安定的に流入数がある
デメリット
- 今現在ユーザーにニーズがある状況か判断できないため、流入数が保証されているわけではない
- 直接流入に頼りきってしまうと新規ユーザーの獲得につながらない
5つの集客方法の中でも1番集客力があるのは、自然検索流入(オーガニック検索)です。
実際、多くのアフィリエイターの方が自然検索流入をサイトへの集客方法としています。 以下は国内主要ASPのアフィリエイターの方へのアンケートのデータです。
自然検索流入はコンバージョンしやすい
集客をする最終目的はコンバージョン(成果発生)です。
そのためにはコンバージョンに繋がりやすいユーザーを集客することが重要になります。
例えばショッピングセンターの帽子屋さんで帽子を売るとして、帽子を買うことを目的に訪れたユーザーAと、暇つぶしにショッピングセンターに訪れたユーザーBでは、ユーザーAの方が目的が明確(欲しい商品がある)なため、購入する可能性が高いと言えます。
これはWebにおける集客方法でも同じです。
自然検索流入で訪れるユーザーはサイトに目的があり(欲しい商品があり)訪れる事が多いため、他の集客方法に比べコンバージョン(商品購入)につながりやすいですが、 SNS流入や外部リンク流入の場合はユーザーの目的は明確ではなく、タイムラインなどで流れて来た情報に対し、受動的にサイトに訪れるため自然検索流入に比べてコンバージョンに繋がりにくいことが多いです。
これはユーザーが商品を購入するまでの流れを表したAISASという購買モデルに当てはめるとよりわかりやすいです。以下は、流入経路ごとに購買行動のどこに当てはまるかを表した図です。
AISASでは購買行動を「注目」「興味」「検索」「購買」「共有」の5つに区分しています。
サイトへの流入をAISASに当てはめると、自然検索流入は「検索(Search)」にあたり購買の一歩手前です。
それに対し、SNSや外部リンクからの流入は「注目(Attenntion)」にあたり、購買から遠いところに位置しています。このように自然検索流入は他の流入に比べコンバージョン(購買)に繋がりやすいのです。
自然検索流入「SEO」(オーガニック検索)
自然検索流入からサイトに訪れた、比較検討段階のユーザーに購買行動を起こさせるには、ユーザーの悩みを解消する必要があります。
商品を比較検討しているユーザーは、「一番安く買いたい」「品質が良いものを買いたい」「この商品は使いやすいか」などの悩みがあり、商品の購入を考えています。
悩みを抱えたユーザーが欲している情報をアフィリエイトサイト内で提供できれば、購買行動(コンバージョン)に繋がります。
例えば、「商品を安く購入したい」という悩みを抱えているユーザーに対しては、その商品をどこで買うと一番安いか、という情報を提供すれば悩みが解消されコンバージョンに繋がります。
このようにユーザーが欲している情報に対し、確かな根拠をもとに主張をするためにはSEOライティングを意識すると良いでしょう。
SEO施策で自然検索流入を増やす
コンバージョンに繋がりやすい自然検索流入を増やすには、検索結果の上位に表示される必要があります。
これは検索結果の上位に表示されている方がクリック率が高いからです。以下は、掲載順位ごとのクリック率を表した表です。
1位に掲載されているサイトは、クリックされる確率が2位に掲載されているサイトの2倍ほどの差があります。
検索結果の上位に表示されるほどクリック率が上がる(流入数が増える)のです。
検索結果で上位に表示されるためには、検索エンジンに評価される必要があります。
Googleの評価基準は、Googleが掲げる10の事実より読み解けます。
「ユーザーの利便性を第一に考えている」サイトより、ユーザーのためになるコンテンツやサイトのほうが検索エンジンに評価され、上位表示されるということがわかります。
ユーザーのためになるサイト、コンテンツとは何か考えると、コンテンツの内容、サイトの見易さ(表示速度、表示形式、サイト構造)などがあげられ、これらを改善するための施策をSEO施策といいます。サイトの利便性をあげることで、検索エンジンに評価され上位表示に繋がります。