STEP5-0.記事の書き方

アフィリエイトサイトに重要なSEOライティングの一番大事な考え方

検索エンジンに評価され上位に表示されるためには、検索エンジンの評価基準に従いコンテンツを作成することが基本です。Googleの方針は、Googleが掲げる10の真実に記載されており、ここでは「ユーザーの利便性を第一」に考えていると記述があります。

つまりGoogleでは、ユーザーのためになるコンテンツが評価(上位表示)されるということになります。ユーザーのためになるコンテンツとは、ユーザー(検索者)の検索意図(欲求、疑問、悩み)を満たすコンテンツで、検索意図を満たすコンテンツを作成するための考え方やテクニックがSEOライティングです。

検索意図がわかればユーザーが求めている情報(欲求)がわかる

検索意図を満たすコンテンツを作成するには、ユーザーの検索意図をまず知らなくてはいけません。検索意図は、ユーザーが検索する際に検索窓に入力するキーワードから考えていきます。

例えば「アフィリエイト ASP」と検索するユーザーの検索意図を考えてみるといくつかの検索意図が想定できます。以下は、「アフィリエイト ASP」と検索するユーザーの知りたいであろう情報(検索意図)の例です。

しかしこれだけでは、ユーザーの検索意図を把握できたとは言えません。
自分では想定できていない検索意図も存在するため、実際にそのキーワードで検索するユーザーの検索意図を調査しましょう。
調査方法には以下のようなものがあります。

①実際にそのキーワードで検索し、上位表示されているサイトを参考にする

まず実際にキーワードを検索してみます。検索結果の上位に表示されているサイトは現状Googleに評価されているサイトです。どんな検索意図を想定して書いている記事か参考にしてみましょう。

②検索窓に打ち込みサジェストワードを確認する

サジェストワードとは、検索窓に打ち込んだときに表示される候補キーワードです。サジェストワードは打ち込んだキーワードの検索の頻度が高いものから順に表示されます。

③Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトで質問者の悩みを参考にする

Q&Aサイトでは質問者の悩みがストレートに記載されており、検索エンジンで上位表示されていないような内容の意図や欲求に気づくことができる場合があります。Q&Aサイト内でもキーワード検索ができるようになっているので、同じキーワードのトピックを探して質問者の悩みを読み込んでみましょう。

検索意図の深堀が重要(隠れた欲求を知る)

キーワードを検索しているユーザーも気づいていない隠れた欲求に気付くことで、はじめてユーザーの検索意図を満たすコンテンツを作ることができます。ユーザーが検索しているキーワードに、必ずしもユーザーの欲求が表れているとは限らないことを意識することが重要です。

例えば、「アフィリエイト はじめかた」というキーワードに隠れた欲求は何でしょう。キーワード通り読み取れば、「アフィリエイトの始め方が知りたい」と考えられますが、「どうして始め方を知りたいと思ったのか」「アフィリエイトの始め方を知ってどうしたいのか?」という心理まで考慮する必要があります。

キーワードからすぐわかる検索意図の例

  • アフィリエイトを始めるには何が必要なのか
  • お金はかかるのか
  • どのくらい時間がかかるのか

アフィリエイトをはじめる手順だけで構成された記事ができる

隠れた検索意図・欲求の例

  • 初心者でもすぐに稼げるようになるのか
  • どういうジャンルや商材のほうが始めやすいのか

アフィリエイトを始めようとしている初心者に向けて、実際に収益を生むためにすべきことまで言及した記事ができる

上記のように、キーワードだけから推測できる欲求に答えるだけではユーザーのためになるコンテンツはなかなか生まれません。また、隠れた欲求は、検索するユーザーごとに違うため、隠れた欲求を知るためには検索時の状態を「5W1H」で考えると良いでしょう。

5W1Hとは

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どうやって)

例えば「アフィリエイト はじめかた」をWhy(なぜはじめたい)の視点で見てみると、「副収入が欲しい」や「本業にしたい」と始めたい理由が違います。副収入と、本業では目指す収入なども違うため、ユーザーの求める情報が変化します。

また、ユーザーの検索意図を知るためには、実際にキーワードを検索するユーザーを想定する「ペルソナ設定」も有効です。

検索意図(欲求)にこたえるコンテンツには根拠をもとにした主張が必要

ユーザーは、自分では解決できない悩み(欲求)があり検索をします。
そのユーザーに対して、コンテンツを通して主張(答え)を提示することで、ユーザーの悩み(欲求)の解消に繋がります。

ただし主張には根拠がないと信憑性がありません。また、根拠があったとしても、主張に対して根拠がズレていたり、根拠に使われているデータに信憑性がないと、主張が弱くなってしまいます。ユーザーに納得してもらうには確かな根拠が必要です。そのため根拠には以下のようなデータを活用するとより信憑性が高くなります。

以下は、主張に対しての悪い根拠例です。
「初心者におすすめのASPは?」というユーザーの知りたい情報(悩み、欲求)に対して、主張は「A.8netは初心者におすすめのASP」だとします。

悪い根拠の例

根拠1大手だから

大手だから、だけでは根拠として不十分です。

根拠のある情報を例としてまとめると以下のようになります。

※上記はあくまで例となります。

このようにデータをもとにした根拠であれば大丈夫です。

根拠2自分も使っているから

自分も使っているからでは根拠不十分です。
根拠とするなら、自分の実体験を通じて、初心者にどういうメリット、デメリットがあるかを伝えることで、主張を裏付ける根拠にできます。

根拠3エーハチ君がかわいいから

これは個人の主観であり、主張に対しての根拠にはなりません。

ユーザーと同時にクローラーにも優しいコンテンツ

ユーザーに優しいコンテンツを作っても、Googleに認識されなければ評価はされません。Googleは、クローラーというサイトのページを見て回るロボットを使い、コンテンツの内容を認識しています。クローラーがコンテンツの内容を認識しやすいように、記事を制作する際には最低限以下の2つを実践しましょう。

  • 画像などを補足するテキストを記載する
  • タイトルタグやmetaタグをつける

現状クローラーは画像や動画、図を完璧には理解できていません。そのためなるべくテキストで、画像や動画の内容を補足するとよりクローラーが認識しやすいコンテンツになります。