●記憶を司る海馬(かいば)を中心に、頭頂葉(とうちょうよう)まで。
広範囲で脳が萎縮することによって起こります。
●主に記憶障害や見当識(日付や時間、場所などを認識する機能)障害、判断力の低下などの症状が現れます。
1.記憶障害
2.判断力低下
3.時間や場所がわからない
4.話している言葉が理解できない
1.怒りっぽくなる、イライラする、暴力行為
2.意欲がなくなる、うつ状態
3.不安
4.一人で歩きまわる
記憶の流れは、毎日のさまざまな出来事で構成されています。
加齢による「もの忘れ」1.体験の一部を忘れる 2.ヒントを与えられると思い出せる 3.時間や場所は正しく認識 4.日常生活に支障はない
アルツハイマー型認知症の「もの忘れ」1.体験全体を忘れる 2.新しい出来事を記憶できない 3.ヒントを与えられても思い出せない 4.時間や場所などの認識が混乱 5.日常生活に支障がある
アルツハイマー型認知症は、認知症の中で一番多いとされており、男性よりも女性に多く見られます。
また脳血管性の認知症などの患者数が横ばいであるのに対して、どんどん増加の傾向があるとの報告があります。