SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、優良な被リンクを集めたり(外部施策)、ユーザーに価値ある コンテンツを提供し、また適正に検索エンジンにページ内容が評価されるよう技術的にWebページを最適化したり(内部施策)することでGoogleやYahoo! などの検索エンジンでキーワード検索した場合に上位に表示されるようにすることを意味します。 オーガニック検索からの流入は特定のキーワードの検索行動から目的の情報を探し、自ら商品やサービスを探してウェブサイトへ訪れるユーザーが多いため、 成果(コンバージョン)に繋がりやすい傾向にあります。 このようにモチベーションの高い、質の高いユーザーの安定したサイト流入が見込めるため、SEOの成功は、Webプロモーションの成功の大きなカギを握っています。 実際にGyro-nサイトでは、全体流入のうちSEOによるオーガニック検索流入のアクセスが、全体の75%を占めています。 Webプロモーションの種類 Webプロモーションの種類 1-1 SEOの目的 SEOの目的は、ウェブページを検索上位に表示させることではありません。 検索上位に表示させることは、Web集客のための一つの入口に過ぎず、最終的にはWebサイトの最終目標となるコンバージョン(CV)の達成に繋がることで初めて SEOが成功していると言えます。 そのため、検索から流入したユーザーが、どのような目的でサイトを閲覧しているかを読み取り、ユーザーニーズを満たすコンテンツの作成や、目的ページへ遷移 しやすい構成、ナビゲーション配置など、緻密にサイトを設計する必要があります。 では次に、SEO対策を行うとどういうメリットがあるか、まとめてみたいと思います。 1-2 SEOのメリット 広告とは異なるため、コストが抑えられる、または無料で行うことができる 検索結果でランキング上位に表示されると中長期的に安定した集客が低コストで見込める 検索行動からの集客によるため、成果に結びつきやすい、コンバージョン率が高いユーザーの流入が得られる 上位表示されることにより高いブランディング効果を得られる ではデメリットはどうでしょうか? 1-3 SEOのデメリット SEO対策を行っても、効果が現れるまでに時間が掛かる、即効性に欠ける 1ページに対し1テーマが基本なので、緻密に行うにはコンテンツ作成など人的コストがかかる キーワードによっては上位表示の難易度が高く、非常に難しい場合がある 検索エンジン側のアップデートやアルゴリズム変更により順位が左右される このように、SEOで順位アップが成功すると、質の高いユーザーの安定したサイト流入が得られますが、そこに到達するまでには時間的コストがかかります。 SEOのメリット、デメリット SEOのメリット、デメリット 1-4 日本における検索エンジンのシェア 検索エンジンは日本においては、GoogleとYahoo!の2つの検索エンジンでほぼ9割のシェアを占めています。 Yahoo!が49%、Googleが39%、Bingが3%となっています。 引用元:http://www.seo-ch.jp/country/japan/ 日本における検索エンジンのシェア、グラフ 日本における検索エンジンのシェア さらに、現在Yahoo! はGoogleの検索アルゴリズムを利用しているため、事実上、Googleの寡占状態と言えます。 そのためSEO対策においては、Googleの検索結果が非常に重要となり、それ以外の検索エンジンの動向については、それほど重要視する必要はないと言えます。 つまり、「SEO対策 = Google対策」と考えてよいでしょう。 2015年11月 日本における主要検索エンジンシェア【PC/モバイル】 検索エンジン PC モバイル インターネット人口 Google 95.60% 99.55% 109,252,912 Bing 4.01% 0.27% ※言葉の定義として、検索エンジンとは検索クエリを提供する会社、ブランドを指します。具体例を挙げると、日本では最も人気のあるポータルサイトの一つ 「Yahoo! JAPAN」は、検索エンジンとしては「Google」という扱いとなります。 ※アウンコンサルティング調べ https://www.auncon.co.jp/corporate/2015/1216.html