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BootstrapはWEBフレームワーク

BootstrapはHTML/CSS/JavaScriptから構成される最も有名なWEBフレームワークです。
WEBページでよく使われるフォーム、ボタン、メニューなどの部品がテンプレートとして用意されています。
また、デザイン性も確保されているため、WEBページのスタイルも最低限の調整で済んでしまいます。 さらにそれらのテンプレートは、WEBページを閲覧するユーザーの端末に応じて自動で表示が最適化されるように、「jQuery(JavaScript)」で制御されています。 Bootstrapはなぜ生まれたのか? モバイルファースト 近年ではスマートフォンやタブレットなどの携帯端末の利用者が爆発的に増えました。 それによって、WEBページも携帯端末から利用されることが多くなったので、PC向けのものより、先に携帯端末向けのものを開発するようになりました。 また、WEBページの機能や表示、操作方法を設計する際にはスマートフォンやタブレットなどでの使いやすさが常に優先されるようになったのです。 高速開発 WEB技術が発展するにつれて、WEBサイトやWEBアプリの品質も著しく上がってきました。 ユーザーが求める品質レベルも上がってきており、「使いやすさ」や「わかりやすさ」などが求められるようになりました。 そうなると、開発を行う側は「いかにユーザーのために素早く改善していくか?」という部分に重点を置くようになります。 実際にコードを書く作業はできるだけ短くして、「どのように改善していくか?」というクリエイティブな部分に時間を多く使う必要が出てきました。 そのため現在のWEB制作、開発ではともにスピードが必要となり、その問題を解決するために生まれたのが「Bootstrap」なのです。 Bootstrapの特徴 Screenshot 2016-07-03 10.19.31 用途が広い Bootstrapは小規模から大規模のどんな規模のWEBサイトやWEBアプリでも使うことができます。 また、「デザインがわからない人」、「HTMLやCSSがわからない人」、「JavaScriptがわからない人」など、どんな人でも簡単に扱えるように設計されています。 さらにどんな携帯端末にも対応できるため、非常に幅広い用途で使うことができます。 デザイン性の確保 WEBページやWEBアプリでは、「見やすさ」や「使いやすさ」に関わる見栄えも重要な要素とされています。 Bootstrapでは、あらかじめ用意されているCSSを適用することで、デザインが全くわからない人でも、ある程度の見栄えを確保することが可能です。 そのためデザイナーの方はもちろん、非デザイナーの方でも、簡単に見栄えのいいWEBサイトやWEBアプリをつくることができるので重宝されています。 レスポンシブWEBデザイン 1つのWEBページで、PC、スマートフォン、タブレットなどに対応することを「レスポンシブ」といいます。 またレスポンシブで、かつ端末ごとに使いやすい適切なデザインがされていることを「レスポンシブWEBデザイン」と呼んでいます。 Bootstrapが登場する前は、WEBサイトは「PC向け」と「スマートフォン向け」のページを2つ用意することが必要でした。 しかも、各ページごとに別々で構造や見栄えを調整する必要があったので、開発に手間がかかっていました。 しかし、Bootstrapは同じ1つのページでPCにもスマートフォンにも対応することができます。 そのため、開発の効率が非常によくなるのです。 さらに端末に合わせて操作しやすいようにデザインも工夫されているため、ユーザーにとって使いやすいサイトを簡単につくることができてしまいます。 Bootstrapの種類 Bootstrapはその便利さゆえ、拡張されてさまざまな種類が存在します。 その中でも特に有名なものや、違いがわかりづらいものを厳選してご紹介していきます! Angular directives for Bootstrap JavaScriptフレームワークで有名なAngularJSと連携できるBootstrapです。 BootstrapはJavaScriptも含まれているため、他のJavaScriptライブラリやフレームワークと併用するときに注意が必要な場合があります。 AngularJSは大規模なフレームワークなのでお互いに干渉しやすく併用することは難しいのですが、このBootstrapを使うことで一緒に使うことができるようになります。 Twitter Bootstrap BootstrapはもともとTwitterアプリで有名なTwitter社が開発したものです。 ですので、初期のころはTwitter Bootstrapと呼ばれていました。 ですが、2012年9月末からはTwitterから独立してオープンソースとなったため、同時に「Twitter Bootstrap」から「Bootstrap」に名称が変更されました。 「Twitter Bootstrap」は今では古い呼び名となっています。 Bootstrap Themes Bootstrapの公式テーマです。 よくデザインされたテンプレートが販売されています。 Bootstrapはカスタマイズ性にもあふれているので、いろいろなデザインのテンプレートがあります。 有料のもんが多いですが、しっかりと見た目や使いやすさが考慮されているのでより開発効率をあげることができます。 BootstrapWP ブログ作成ツールとして有名なWordPress用にカスタマイズされたBootstrapです。 簡単にブログを作成できるWordPressと組み合わせる事で、デザインがいいWEBサイトやホームページをあっという作ることができます。 まとめ いかがでしたでしょうか? Bootstrapを使ってみると、本当にびっくりするほど簡単にWEB制作やWEB開発ができてしまいます。 ぜひこの機会にBoostrapを使ってみてはいかがでしょうか。 開発の効率が上がることまちがいないでしょう!